写真を撮るだけで、仮想通貨がもらえると話題のSNPIT。これだけ聞くとなんだか怪しいですよね。
どういう仕組みなのか、本当に稼げるのかというのは気になっている方も少なくないようです。
今回は、SNPITの信頼性、話題性、ゲームの概要と稼げるのかという4つについて解説します。
目次
SNPITとは?
SNPIT(スナップイット)とは、写真を撮って稼ぐSnap to Earnという新しい形のGameFiプロジェクトです。
運営は、東証スタンダードのチューリンガム株式会社と株式会社GALLUSYS(ギグワークスの
子会社)が開発を行い、ZEAL NOVA DMCというドバイの法人がゲームのパブリッシャーとなっています。
また、SNPITのアンバサダーとして音楽プロデューサーの秋元康が参画したことで非常に話題になり、その話題性はギグワークスの株が2週間で約4倍の上昇を記録するほどでした。
仮想通貨をやってない人にも知れ渡ったSNPITですが、果たしてどのようなゲームなのでしょうか?
SNPITのゲーム概要
SNPITは、ガス代の安いPolygonチェーン上で展開されており、Free to Playでゲームを楽しむことができます。
概要としては、ゲームで使われるカメラNFTを所有することで、フィルムカウント(他のゲームで言うエナジー)が付与され、フィルムカウントを消費して写真を撮ることで、仮想通貨$STPを手に入ります。また、自分の撮った写真をバトルに出して勝利したり、他の人の写真に投票したりすることでも、同じように$STPを取得することができます。
この具体的なゲームの進め方については後述します。
以前、上のツイートにまとめましたが、9月29日~10月29日の間、1万人限定でOpenβ版(テスト版)をプレーすることができます。
Openβ版は本ネットローンチ前にゲームの仕様を把握できるというメリットの他、上位に入賞するとカメラNFTがもらえるといった特典もあります。また、カメラNFTが無料で手に入れることができゲームをプレーすることができるためリスクがありません。
百聞は一見に如かず。習うより慣れろ。一度プレーしてみると良いと思います。
◎Openβ
📱iOS http://testflight.apple.com/join/FLPEriDY
📱Android http://play.google.com/store/apps/det
SNPITの稼ぎ方
SNPITは、大きく4つのポイントで稼ぐことができます。
①写真を撮る
②写真をバトルに出して、勝利する
③他のユーザーのバトルに投票する
④JACKPOTで稼ぐ
⑤MintしてカメラNFTを売却
これらについて、解説していきますがOpenβ版を元に執筆しているため、本番環境では仕様が変わる可能性がある点だけご了承ください。また、Mint機能はOpenβ版はないので、今回の解説では割愛します。
①写真を撮る
カメラNFTのフィルムカウントが1以上の状態になると、『Use This camera』が使えるようになります。
Use this cameraを押すと、写真が取れるので写真を撮りアップロードすると右の画像のように仮想通貨$STPが手に入ります。
フィルムカウントは、日本時間の0時、6時、12時、18時と6時間ごとに25%ずつ回復します。(最初NFTはフィルムカウントゼロの状態となっているので、インストールしてから開始するまで12時間待つ必要があります。)
また、NFTの保有数を増やすことで、フィルムカウントの上限が増え、撮れる写真の枚数を増やすことができます。現状は16フィルムが上限と設計されているため、トークンを最大限に獲得したい人は、15枚のNFTを用意するといいでしょう。
※無料のカメラは、1台とカウントされません。注意してください。
ちなみに、写真を撮った時に、稼げる$STPの量はカメラの性能により異なります。カメラは、以下4つのパラメーターがあり、レベル上げすることで4つのパラメーターに自由に割り振れるポイントが獲得でき、カメラの性能を良くすることができます。
Quality:写真の品質が向上
Efficiency:撮影時に獲得できる報酬量が増加
Luck:宝箱のドロップ率が上昇
Battery:バッテリーの消費を抑える
どれに割り振るのがいいのかは、一概に言えませんが基本的には報酬の獲得量を増やしたいので、Efficiencyに振るのがGameFiの基本です。
現在のOpenβ版は、後ほど説明するバトルは誰でも参加することができますが、本番環境では、Qualityパラメーターを30以上に割り振らないとバトルに参加できない仕様となるようです。
個人的な意見となりますが、現状の所感だとバトルも結構稼げるので、本番環境ではQualityにも割とパラメータを振っていく人が多くなりそうな気がしています。
②写真をバトルに出して、勝利する
撮影した写真をバトルに出すことができます。運営の狙いとして、ただ写真を撮るだけでなく、素敵な写真をアップロードしてユーザーに見てもらう楽しさを味わってほしいみたいなところもあるのかもしれません。
バトルの流れはこんな感じです。
①自分の撮った写真をバトルモードへアップロード
②ランダムに他ユーザーとマッチング
③第3者(ユーザー)が投票し、10票獲得したら勝利
バトル自体は割とシンプルです。写真はバトルで負けるまでアップロードし続けることができます。
バトルに勝利すると写真にスターを1個付き、このスターの数が同じ写真同士で次回マッチングされます。要は、良い写真と良い写真がマッチングするように設計されています。
このスターが多い写真でバトルで勝つとさらに多くの報酬を受け取ることができます。
スターはOpenβ版は、★6まで獲得でき、本番では、★10まで獲得できるような仕様になるようです。
投票するユーザーはランダムに選出されるため、バトルには自分の渾身の一枚で勝負しましょう。
ちなみに、卑猥な写真をアップロードするとBANされるため、公序良俗に反した写真には気を付けましょうね。
③他のユーザーのバトルに投票する
他のユーザーのバトルの写真に投票することでも、$STPを獲得することができます。
STPを獲得する条件としては、Whitepaperに記載はされていませんが、現状の仕様だとバトルに勝利した写真を選ぶことで、STPを獲得できるといった仕様になっています。
これにより、いい加減に投票しても稼ぐことができないため、真剣に選ぶ動機が生まれます。
すなわち、バトルで第3者が公平に投票が行われているというまさにThe Web3な仕組みが出来上がっているわけです。
④JackPotで稼ぐ
Openβ版では、実装されていませんが、このゲームには一獲千金のJACKPOTも存在します。
JACKPOTはユーザーが1枚写真を撮る度に、賞金プールに0.01$STP追加されます。
一定の期間の間に特定のカテゴリー(空、建物、食べ物、自然等計10種類)において、投稿した写真が上位に入ることで、JACKPOT Ticketを100枚消費することで最大賞金プールの50%をJACKPOTとして受け取ることができます。
このJACKPOTチケットは、宝箱から出現するため、ジャックポットを狙いたい人は、カメラNFTのステータスをLUCKに振るのがおすすめです。
⑤カメラNFTをMintして売却
SNPITでは、2つのNFTとカメラミントスクロールというアイテムを使用することで、新たにカメラのNFTを生み出すMintという機能があります。
ミントされたNFTは、通常のNFTと同じでように売却することができるため、カメラを欲しい人に販売すし稼ぐことができます。
また、ミントすると一定の確率で上位のレア度のNFTが手に入る可能性があります。レア度が高いNFTは高額で取引される傾向があるので、Mintで一発当てて夢をつかむというのも戦術の一つです。
現状のレビュー
最後に、このゲームが稼げるのかという観点で、筆者の個人的な意見をツラツラ書いていきます。
結論、稼げるのかという観点では現状よくわからないです。$STPの価格、ミントにかかるSTPの枚数、本番展開時のスターごとバトル報酬などが公開されていないため、計算の仕様がないです。
気になる点は、無料NFTのEarn可能量とステータスについてです。
まずEarn量について、無料NFTがOpenβだとトークンのEarn量が通常の1/5-1/3のようなのですが、Openβをプレーした限りだと、無料NFTだけでも十分稼げるという印象がかなり強いです。
逆に言うと、無料で参入した人はお金を投資せずSTPの売り圧になるだけなので、ここは大きくEarnできる量を下げるorEarn可能最大数に制限を持たせてもいいのではないかなと感じました。
次にステータスについてですが、Quality,Efficiency,Luck,Batteryの4つの割り振りについてはかなり良さそうです。
他のブロックチェーンゲームでも、NFTにステータスを持たせるという仕組みはメジャーですが。基本的に脳死でEfficiencyに振っておけば問題ないように設計されています。
これはシンプルな一方、STPを排出するわけなので、これも単純に売り圧に変わっていきます。
SNPITの場合、JACKPOTの獲得が熱い場合は、LUCK振りのNFTを準備しておかなくてはいけなかったり、バトルに参加するために半強制でQualityに振らなくてはならない等、相対的にEffciencyにポイントを割り振る数量を減らすことができています。
これは、経済圏が長続きすることができるの重要なポイントです。
また、この設計によりちゃんと情報を追っているゲームユーザーが、お金だけ積んで特に情報を追わない人に比べ有利な立ち回りができるので、GameFiとしてのポイントは個人的にもとても評価が高いです。
少し変わっていますが、今シーズンはLuckだの、次に来るのはEfficiencyだの、ユーザーを翻弄させるようなマーケティングを個人的には期待していますw
Giveawayの合言葉:自分のX(旧Twitter)のユーザー名の頭文字(例:サイトウシであればサ)
最後に
というわけで、いかがでしたでしょうか?
今回は、SNPITの信頼性、話題性、ゲームの概要と稼げるのかという4つについて解説しました。
このカメラNFTのパブリックセールは、10月28日(土)20時より実施されます。価格は、150MATIC(予定)と現在Floorが180MATIC程なので、かなり安いですね。
ちなみに、筆者は参加予定です。
今後SNPITについて発信していきますので、筆者のTwitterも是非フォローして頂けると嬉しいです!
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