ETHでステーキングすると年利5%以上もらえる仕組みがあるのは皆さんご存じでしょうか?
いまいち分からないし、なんか怪しそう。。
報酬の受け取り方もわからないし、リスクってどんなものがあるのかなー?
そんな疑問を今回解決していけたらと思います。
目次
ETH2.0とは?
ブロックチェーンでは、データを格納するブロックを作成し、ノードと呼ばれる人が承認作業を行うという技術を使っています。
Ethereumはノードがトランザクション(通信)を承認するときにPoW(Proof of Work)という形式を使っています。
これは複雑な計算を最初に解いた人がトランザクションを承認し、報酬としてETHがもらえる(マイニング報酬)という形式です。
ただこれだと計算にコンピューターを大量に使うため電気代がかかり、環境に良くないという問題があります。
またノードを立てるのにも費用が掛かるため、投資対効果を回収できる団体しかノードになることができず、分散性に課題があります。
そこでETH2.0ではPoS(Proof of Stake)という形式に変更になります。
これは32ETHを預ける(ステーキング)とノードになることができ、トランザクションを承認することで報酬がもらえます。また他の人と共同でETHを集めるプールを作ることで、より低い金額でも参加できると考えられています。
これにより分散性が高まることが期待されています。
ETH.2.0の報酬の受け取り方
ETH2.0の現在の報酬金額
では、ETH2.0へ参加することで得られる報酬はいくらなのでしょうか。
2021年1月24日地点で、投資金額の9.4%が報酬金額となります。
サーバー構築するだけで年間9.4%もリターンがあるのは非常に高リターンではないでしょうか。
今後金融機関や資産家が本格的に参入するとなるとこの恩恵は徐々に少なくなってしまいます。そのためETN2.0に参加するのであれば、早めに行うことをオススメします。
報酬を受け取るために必要なもの
では、ETH2.0 に参加するためには必要なものは何があるのでしょうか?
ETH2.0について、イーサリアム公式のツイッターに英語で書かれているため、要約すると。
■参加するために必要なもの
条件①32ETH(約1,200万)※2021年5月8日地点
条件②十分なハードウェア仕様を備えたコンピューター
条件③インターネット接続
条件①は、一見資金調達費用と捉えることができそうですが、実はそうではありません。
イーサリアムの資金調達は実はETH1.0の段階で済んでいます。
それでは、なぜ32ETHが必要なのでしょうか?
前述した通り、ETH2.0では”ブロックチェーン上に構築される金融システム”を目指しています。実現にあたり、少額投資家などが先行して参入すると不安定なブロックチェーンが出来てしまいます。
後ほど紹介しますが、他の端末がDefiトークンを使用し、自身が開設したサーバーを経由すると費用が発生します。その発生費用が払えないアカウントは避けたいというのがイーサリアム側の意向としてあるようです。
条件②と条件③も、ETH2.0で実現したい”ブロックチェーン上に構築される金融システム”に基づいた条件です。
Defiトークンの経由地としてサーバーを設定するにあたり十分に処理ができないサーバーであればそれは”不安定なサーバー”となり、処理が実行されなかったなどのクレームにつながりますよね。
イーサリアムがサーバーとして条件をおすすめしているこの②のコンピュータが下記になります。
報酬の受け取り方
ここまで読み進めて、「一回登録手続きやってみたいなー」って思った方向けに、具体的に図解されて登録がスムーズに進みそうな記事を共有します。
まずは、ETH2.0の登録フォームから登録します。
また、登録するにあたり、ローンチパッドが必要となります。
こちらを準備しておくことをオススメします。
■ローンチパッドはこちら
おそらく、手続きを進めるにあたり英語ばかりで苦戦している方もいるのではないでしょうか?
そんな方には私も参考にしたブロガーの“墨汁うまい”さんが図解かつ日本語で解説している記事があったので貼っておきます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ETH2.0の振り返りから報酬の受け取り方法まで解説していきました。
ネックとなるのは、32ETH集めることではないでしょうか?1ETH=300,000円だとして約1000万円が必要です。
筆者はイーサリアムを手に入れるためにマイニングを行っています。
マイニングは、仮想通貨取引の計算を行うことで報酬として仮想通貨を手に入れることができます。
これからマイニングを始める方は是非こちらの記事を読んでみてください。
⇒『2022年マイニングをやる方が知っておくべきこと3選【イーサリアム以外のPoW通貨も紹介】』
それでは、今回はこの辺で。