こんにちは、ペリッパーです。
ひときわDefi市場が盛り上がり、バブル真っ只中の中、最近実装された可能性に満ち溢れたあるサービスを見つけてしまいました。
それが、HiÐΞです。※3月7日 HiÐe⇒HiÐΞ に名称変更されています。
ざっくりいうと、誰でも無料でかつ永続的に資産になる記事を投稿でき、Googleのアルゴリズムに影響されず、皆に情報が届けることができるサービスです。
サービス提供者が元々記事を書いていて、”ニッチな領域だとユーザーへ届かないし、そのニッチな領域こそ情報の宝が生まれている”という想いの元、ローンチしています。
筆者自身もWordPressを利用し、執筆していますが、流行りのDefiも掛け合わせた収益化ができそうと感じ、運用し始めました。
このHideについてサービス内容、報酬体系、現状の課題について本記事にて解説します。
目次
HiÐΞとは
HiÐΞとは、分散型のブログ配信サービスです。
多くのブロガーが使用しているnote、Brain、はてなブログなどのブログ投稿サービスは、それぞれのプラットフォームが企業により管理されていました。
例えば万が一、管理していた企業の倒産などによりサービスが終了した場合、あなたが作成した記事すべてがアクセスできなくなり、その記事を収入源としていた方からすると、一切の収入が突然入らなくなるといった非常に大きなリスクになります。
一方、Hideは企業や組織に管理される中央集権型ではなく、管理者がいない分散型ブログのため永久的に自分の記事を残すことができる点で非常に注目されています。
ちなみにWordPressのように自らサーバーを契約し、記事の配信を行っている人にとっては変える特典がないかというと、これまたそんなことはありません。
これが実装されると、サーバー代を必要とせず、なおかつ年間数万円とかかっていた固定費を浮かせることがHideの大きな特徴です。
Hideの由来と信憑性
Hideは元々、”Hideaki.”というブログ配信サービスをリニューアルしたもので、リリース後150名以上の方が使用したという実績もあるサービスです。
こちらがリニューアル前のサイトです。
リニューアルに伴い、Hideakiの”aki”を省略し、HiÐeというサービスが作られました。”Дはアイスランド語で”Eth”という読み方で、このEthがイーサリアムと関連したサービスであることから命名されています。
この後に説明する報酬体系にてイーサリアムが関わってきます。
報酬体系
さて、HiÐeの気になる報酬についてですが、報酬を得る方法は2つあります。
ステーキングによる報酬と記事投稿による分配報酬です。
ステーキング報酬
報酬は、Devをステーキングすることで発生します。
これはDevを持っている方なら、ブロガー関係なく報酬を得ることができます。
Devについて聞いたことがない方も少なからずいるはずなので、簡単に説明します。
Devとは、 Ethereum のトークン標準仕様(ERC20)に準拠した仕様の仮想通貨のことです。
Dev に参加したOSS エンジニアに対し、成功報酬としてを毎月無償で配布するといった特徴があります。このようなイーサリアム系の仮想通貨で、開発者を支援できる通貨はDevしかありません。
また、Devはイーサリアムと交換することができます。
イーサリアムのステーキングと報酬体系は似ておりますが、2021年3月地点ではAPY48%と超高配当に設定されています。※6月地点では、APYが30%となっています。
今後サービス拡大に伴い、配当が減っていく可能性が高い為、アーリーアダプターには非常にいい案件かもしれません。
このステーキング報酬がイーサリアムと比べるとどれほどの高水準なのかこちらの記事で解説しているので、比較してみるといいかもしれません。
記事投稿による分配報酬
これは、上記ステーキング報酬とは別に追加で報酬を獲得できる方法です。
そもそもステーキング案件だと思った方がいるかもしれませんが、実は違います。
ブログプラットフォーム上に記事を投稿するとその記事の質と量に応じ、ステーキングで集まった総金額を分配した金額がDevで支払われます。
報酬についてイメージが湧きにくい方用に、図解したものをTwiterにて解説しているので良かったらご覧になってください。
この報酬のすごいところは、ステーキングを実施していなくても受け取ることができる点です。
普段から記事を書いている方にとっては質が高い文章が書け報酬も高いことを見込めるといった面で有利かもしれません。さらに、リンクも張ることができるため、自分のブログやSNSアカウントを貼ることもできるため、拡散することができます。
では、「執筆とは疎遠だし、、」という方にとっては不利かというと、答えは、”No”です。
ブログに書く方法はツイッターのように簡単であり、なおかつカテゴリーも問いません。野球開催の告知や、単に自己紹介をしている方もいます。
さらに、3月6日現在、記事を書いている人はまだ6名しかいません。
つまり、完全にブルーオーシャンであることから、今から淡々と記事を書いていくことで先行利益を得れる可能性が高いです。
Hideの課題
サービスの良さ、報酬が高水準と良い面を説明してきましたが、課題は正直山のようにありそうです。
Devの認知と、入手方法
まだまだ、Devを知らない方が仮想通貨業界には多くいます。
仮想通貨のベテランの方にとっては知る人ぞ知る可能性のある通貨と認識されていますが、仮想通貨初心者にはあまり親しみのない通貨になっているかもしれません。
その背景として、DEVを入手するためのウォーレットはCoinBase、MetaMask、Wallet Conect、Fortmatic、Portisの5つしか対応していません。
つまり、これらの持っていない方は、口座開設から始めなくてはいけないというハードルがあります。
Devの入手方法について、次回以降で記事にて図解したいと思います。
Hideの報酬基準
今後の報酬基準について明記されていません。
ステーキング報酬は全ステーキング量に応じ、イーサリアム同様にだんだん減っていくことは間違いなさそうですが、どの程度減るかは言及されていません。
また、記事作成によるステーキング報酬の分配についても、どの記事が良いかを判断するアルゴリズムが整っていません。
とはいえGoogleですら、いまだにSEOのアルゴリズムが公表されていないため、中々軸を決めるのは難しいのかもしれません。
記事作成
記事を投稿するブロガー視点では、少し使い勝手が悪いです。
例えば、画像をすぐに張り付けることができないことや、投稿できているのにできてないと表示されたり、一度投稿したものが一定時間編集できなかったり。※3月23日地点でこれらの不具合が解消されていることを確認しました。
いずれも、先日ローンチしたばかりで開発者と経営者がユーザーの声を拾い上げ改善に努めているようです。
実装されて以降コメントできるようにしたり、今いいねできるようにタイムリーに開発をすすめているようなので今後に期待していましょう。
最後に
今回はHideについて解説しました。
ぶっちゃけ、年利を50%以上と報酬が高い分、まだ圧倒的投資フェーズのサービスです。
ただ、投資家目線で見るとDefiで金額をステーキングして使用した分、サービスの改善に使えるとなると急成長が見込めるというのが筆者の所感です。
ステーキング方法は非常に複雑なため、初心者にはなかなかハードルが高いと思います。
筆者が、誰でも真似ればステーキングに参加できるように図解したので、興味を持った方は是非やってみてください。
また、記事の投稿のおしらせや、その他ビッグニュースをTwitterにて発信しています。
それでは。
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