突然ですが、仮想通貨ってどのように価格が変動するかご存じですか?
これは当たり前なのに意外と説明できる人が少ないのが現状です。実は株価と設定方法と比較すると違う点もあります。
今回は、仮想通貨と株の値動きの違いから、構成する要因の違いを解説していきます。
目次
仮想通貨の価格設定方法
仮想通貨の価格も株価も需要と供給のバランスによって変化します。
取引所の手数料を考慮しないと上の図の場合は5,000,000円が市場の価格になります。
指値に対する約定も大まか同じです。
下記のような例を見てみましょう。
値段10,000円のコイン(株)に対し、売り注文が3件、買い注文が2件入っています。
このまま10,000円での買い注文がない場合、赤〇の売り注文が約定しません。
この場合、売りの注文の需要が大きいため、価格が9,990円と下落します。
では、仮想通貨と株は価格設定が全く同じなのでしょうか。
仮想通貨と株の価格設定の違い
基本的には同じですが、厳密言う異なる点が2つあります。
それが、売買方法とスプレッドの広さです。
売買方法
仮想通貨は売買する際、市場価格に対し各取引所がスプレッド手数料をかけたうえで販売します。
例えば1BTCが100円に対し、取引所が購入価格を90円と設定していれば、90円から誰でも購入することができます。
一方、株は販売する際、単元株単位で購入しなくてはなりません。
例えば、1株100円の銘柄があったとしても、単元株が100株であれば10,000円からしか購入することはできません。
そのため、仮想通貨の方が投資金額は比較的少ないことことから手軽に投資しやすい一面があります。
かといってリスクが少ないかというとそんなことはありません。
仮想通貨の値動きの変動は非常に激し1日で5%変わることはざらにあったりします、草コインなどは数十倍になれば、半値をつけることもあります。変動が大きい理由を知りたい方は下記にて解説しているので、これから始める方は是非見てみてください。
スプレッドの広さ
スプレッドとは買値と売値の差の金額を表しています。
株でいうと証券会社ごと、仮想通貨でいうと取引所ごとによってこのスプレッドが変わります。
スプレッドとは買値と売値の差分のことを表します。
つまり「スプレッドが狭い」というのは、投資家にとっては有利になると言えます。
株と仮想通貨のスプレッドも違います。
仮想通貨のスプレッド:数%-
株のスプレッド:0.0数%
比較的仮想通貨のほうがこのスプレッドが大きい傾向があります。
ただ、大前提気を付けておかないといけないことは、取引所や証券所によりスプレッドは異なります。
さらにその取引所で取り扱っている通貨によってもスプレッドが異なります。
特に仮想通貨は仮想通貨取引所ごとに、スプレッドが違い価格に誤差があったりすることもあります。
スプレッドだけでいうとcoincheckは比較的低かったりし、アービトラージと言われる投資手法にも使われることがあります。
ここで重要な考え方をお伝えします。
それは、スプレッドが狭い=1取引あたりのコストが安いとは限らないということです。
coincheckはスプレッドが狭い反面、取引に対する手数料は高かったりします。
今度すべてのアカウントを使用している筆者の率直なオススメをお伝えしようと思います。
まとめ
今回は、仮想通貨と株のの価格設定方法の違いについて解説しました。
基本的に株と価格設定方法は同じですが、売買方法とスプレッドの広さに違いがあります。
筆者は仮想通貨を自動で手に入れることができる、マイニングに関する内容をTwitterで取り上げています。
日々のニュースも個人の見解も加えつつ、発信していますので気になる方は是非チェックしてみてください。
それでは。
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