日本においてあまり情報が出回っていない仮想通貨マイニング。これは赤字だから?リスクがあるから?未開拓なだけなのか?それとも知る人だけがひっそりやっているのか?
マイニングに興味を持ち本記事に辿り着いた方はそんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、日本で仮想通貨マイニングを1年以上実践している筆者が現在のマイニング収益と今後のマイニング投資に関する見解を解説していこうと思います。本記事の最後に新しいマイニング投資の在り方と本記事からの始める特典を用意しております。
是非、最後まで読んでみてください!
目次
仮想通貨マイニングは赤字?
まず本記事の結論です。
日本での仮想通貨マイニングは赤字ではありません。
マイニングの利益計算は、下記の方法で行います。
◎マイニング報酬-電気代=純利益
これにより獲得した利益をマイニング機器の購入費の返済に充てていき全てペイすることができれば、以降は夢のビットコインの不労所得生活突入になるわけです。
では、一か月でどれくらいマイニング報酬が入るのでしょうか?
私の環境だと、
1日のマイニング報酬:3,074円(1BTC=4,000,000円&24時間マイニングし続けた場合)
1日の電気代:1,402円 (26円/kWhの電気契約&24時間マイニングし続けた場合)
より、1日マイニング機器を回して放置しているだけで1,672円が入っている状態です。月換算で約50,000円ぐらいですね。
皆さんはこの金額を多いと感じますか少ないと感じますか??
私自身、裕福な生活をしてないので、金額だけで考えると非常に高い金額だと感じています。しかしマイニング投資として考え、一昔前の報酬と比較すると、大幅に減少しているため痛手というのが本音です。
下記の記事にある通り、2021年12月と比べると、非常に落ちています。(マイニング機器の数量を減らしてるので参考にはならないかもしれませんが。。)
⇒『【2022年最新版】マイニングは儲からない?収支結果も大公開!』
マイニング報酬の下落要因
昨年末の報酬と比較してみた方は、「利益が半分になってる!!」「今後もそうなるのでは?」そう思った方も少なからずいると思います。一体なぜ、マイニング報酬が下落したのでしょうか?
要因は大きく次の2つです。
要因①:ビットコインのマーケット価格の下落
マイニング報酬の支払い通貨がビットコインの場合、ビットコインの市場価格が下がることで円建てでマイニング報酬を計算をすると収益性は低下します。近年ビットコインは停滞期に突入しており、昨年末から約半値を付けています。そのため円建てでマイニング報酬が減っています。
裏を返すと、ビットコインの価格が上がると円建てで報酬は上がります。停滞期こそ毎日コツコツマイニングしビットコインの数量を増やし、市場価格が上がったタイミングで利確していくのがおすすめです。
ビットコインの価値が将来的に下がると考えている方は、そもそもマイニングに投資するべきではないかもしれません。
要因②:Difficulty(採掘難易度)調整
マイナー(マイニングをする人)が増えると、報酬が減るようにビットコインの採掘難易度(Difficulty)調整が行われます。反対にマイナーが減ると、報酬が増えるように調整が行われます。
この調整はマイニングする通貨によっても異なりますが、PoW(Proof of Work)をコンセンサスアルゴリズムとして採用している通貨は基本的にはこれらの調整が働くよう設計されています。
ビットコインを筆頭とするPoWコインはこの採掘難易度の調整により、マイナーの急激な減少や増加を抑制し、安定した仕組み作りを行うことができているのです。
こちらのDifficulty Chartを見ると分かるように、マイニングの注目度は毎年のように上がっており、マイナーの急激に増加しているため、マイニング報酬の金額も低下してきています。
マイニングができなくなる?
マイニングの報酬が減っているに加え、さらにマイナーに追い打ちをかけているのは、日本ではGPUマイニングが今年中にできなくなるのではないかと言われていることです。
この原因についての解説と筆者の見解を述べていきます。
イーサリアムのPoS移行によりマイニングができなくなる
マイニングには、ASIC(マイニング専用に作った機器)を使ったビットコインマイニングと、GPUを使ったアルトコインGPUマイニングの二種類があります。
ASICを使ったマイニングはとてつもない騒音と熱を発するため膨大な敷地を用意する等の対策を取る必要があるため、一般家庭では非常に難しいとされています。
そのため現在、日本で主流で行われてるのは、後者のGPUマイニングです。
GPUマイニングにおいて、最も収益性が高いのはビットコインに次ぐ時価総額2位のイーサリアムです。(※2022年6月8日時点)
収益性が高いので、世界中のGPUマイナーはこぞってイーサリアムをマイニングしている訳ですが、そのイーサリアムが2022年度中にPoW(Proof of work)からPoS(Proof of stake)にコンセンサスアルゴリズムが移行すると発表されています。
Proof of stakeはトークンを所有している人ほど取引の承認成功確率が上がりブロック生成報酬を受け取るといったもので、PoWのような機械を用いた計算処理を必要としないアルゴリズムです。
すなわち、最も収益性が高いイーサリアムをマイニングすることができなくなるのです。
これらの懸念により、近年マイニングを撤退している人が日本では増えています。本当でしょうか?
それでもマイニングを続ける理由
マイニング報酬も下がり、終いには今年中にマイニングもできなくなる可能性もある。そんな、マイニングになぜ筆者は投資しているのでしょうか?
理由は単純に当分マイニングが続き、ビットコインをコツコツ不労所得として獲得できる可能性が高いと考えているためです。
イーサリアムのPoS後にマイニングできなくなるのは嘘。
まず、マイニングできなくなるかの前に、イーサリアムのPoS移行のこれまでについて少し振り返ります。
そもそもイーサリアムのPoS移行は、2021年5月に「今年12月に実施」すると言われてました。(EIP-3554)
これが、2021年10月に「来年6月に延期」と発表(EIP-4345)。ようやくイーサリアムマイニングができなくなるかと思ってると、2022年6月に「8月中旬に延期」(EIP-5133)。また延長が発表されました。
「いつまで延期するのか。」「本当に今年中にPoSに移行するのか?」
そんな声も多くありました。私自身もそう思っています。イーサリアムの創設者であるVitalikは2022年5月にツイッターでこう綴っています。
大事な部分を抜粋すると、
『イーサリアムが、文化的なものも含めて長期的な安定性と安定性を重視したよりビットコインに近いシステムになってほしいという反面、そこに至るにはかなり積極的に協調して短期的に変化していく必要があるという認識していることに私は矛盾を感じている。』
これは、『ビットコインのようなPoWを取り入れた安定的な仕組みが欲しいが、スケーラビリティ問題は早急に改善する必要があるため、PoSにする為に変化しなくてはならないのか』と、捉えられる発言でした。PoSへ今すぐ移行するのにVitalik本人が矛盾を感じているのかもしれません。
では、百歩譲ってイーサリアム側の開発が順調に進み、今年中にPoSへ移行したとしましょう。
「マイニングは出来なくなりますか?」
答えはいいえですよね?なぜなら、イーサリアム以外のマイニングできるコインは山ほどあるためまだまだ続けることができるためです。
アルトPoWコインは今までイーサリアムがハッシュレートを独占していたため、思っていたようにDecentraized化ができず、データ改ざん等の被害にあったプロジェクトもありました。
その結果、あまり価格も上がらない⇒マイニングするコインの対象にならない⇒ハッシュレートが集まらず分散されない⇒最初に戻る といった悪循環を辿っていました。しかしイーサリアムがPoS化すると、一転しそのハッシュレートがアルトPoWコインに分散されます。
すると、ビットコインのように分散率が高くなるためプロジェクトの価値も上がり、結果として今までのマイニングの報酬の水準を大きく覆し、マイニングはまだ続くという結論に辿り着きます。
事実、イーサリアムのPoS後のマイニングできなくなる世界に不安を抱き、撤退する日本人をSNSで見かけることがあります。しかし、世界的に見るとハッシュレート(マイニングしている人)は直近でも増加傾向にあるため、他の通貨でマイニングできるだろうと、考えている海外の方は多いととれます。この判断は日本人が正しいのか、それとも海外の人が正しいのか、条件は違いますが注目していきたいですね。
すぐにマイニングにチャレンジしてみた方は、下記の記事を是非参考してみてください。手助けできると思います。
マイニングの参入が難しく諦めかけてる方向けに新たな選択肢を
ここまで散々マイニングはまだまだ続きますと若干煽るレベルでの説明になってしまったかもしれません。
とはいってもマイニングを始めるのは、なかなか難しいものです。高価なPCパーツを選定し、購入したり、PCを組み立てたり、マイニング機器のメンテナンスをしたりとやらなくてはならないことが多々あります。
私は機械音痴だったのもありますが、初めてマイニングPCを組み立てたときには機材購入から稼働開始まで約1か月ぐらいかかってしまいました。
そんな、高価なPCパーツを用意できない方や、パソコンを組み立てるのに抵抗感がある方でもマイニング投資に参加する方法を紹介したいと思います。
ビットコインのクラウドマイニングに参加する
クラウドマイニングは、マイニングを行っている企業に投資し、投資金額に応じてマイニング報酬の一部を受け取ることができるビジネスモデルです。
クラウドマイニングのメリットは、自分でマイニング機器を作ったり、運用する必要がないことや割と少額から始めることができる点です。また、海外の電気代が安い地域でマイニングを行っている業者を選定すると格段に利益率が良くなる傾向があります。
反対に、クラウドマイニングのデメリットはなんといっても詐欺業者の多さです。資金集めだけ行いトンズラする業者や、マイニング業者と謳って実際は紹介者を増やすことで報酬を渡すといったねずみ講のようなモデルが現在でも数多く存在しています。
国内では、このネガティブなイメージが先行しているためクラウドマイニングに対する投資手法を毛嫌いする方が多くいます。正直私自身もその一部です。実際自分でマイニング機器を作って運用するのが一番安心ですから。
しかし、クラウドマイニングはちゃんと実施していれば実は理想の形で、マイニング投資がアツいと知ってはいるけど、自分の力ではどうしてもできないという方のニーズを満たすことができるのです。特にビットコインのマイニングは、イーサリアムのPoS移行に影響されないのでおすすめです。
そこで海外でマイニングを行っており、先日国内でのクラウドマイニングのサービスをローンチしたクリプト企業『Fuelhash』のサービスを紹介します。
おすすめクラウドマイニング『FUELMINING』とは
FUELMININGは日本クリプト企業であるFUELHASH社が提供する「ハッシュレート・レンタル」プラットフォームです。
FUELHASH社は国内でマイニングサービスを展開するにあたって、3億円以上の資金調達に成功した実績ある企業で、代表取締役の紺野さんは、元々暗号資産取引所のLiquid by QuoineのCFOを務めていた実力者です。
そんなFUELHASH社がローンチしたFUELMININGには、下記のような特徴があります。
①マイニング機器の選定、設置、運営まで実施
②マイニング報酬の支払いを毎日確認できる
③最低1万円から投資可能
マイニング投資を始めるにあたり完全丸投げOKのため専門的な知識も不要で、さらにLiveでマイニングの状況を監視できるため透明性高いマイニングを実現したサービスです。また、電気代の安い海外でマイニングを実施し、マイニング機器のASICは新型モデルであるAntminer S19pro(1台100万円以上)を採用しているためマイニング効率もピカイチです。
そんな完璧な設備環境に対し、最低1万円から投資ができるのです。
FUELMININGのサービス利用方法(本記事からの特典付き)
FUELMININGの公式サイトにアクセスし、会員登録をし希望のプランを選択するだけです。
会員登録の際、紹介者のTwitterIDに『0kcalkeiichi』とコードを入れると、ハッシュレートが1%上乗せされます。
プランは1万円プラン、10万円プラン、100万円プランの3種類が用意されており、金額が高いプランの方が利回りは良く設定されています。
プラン選択画面は上記のような感じです。
商品プランにはそれぞれ数の限りがあるようです。商品がなくなると次回のパッケージではマイニングの稼働時期が遅くなったりする可能性があるようなので、興味のある方は定期的に在庫の確認をしてみましょう。
※追記
1日で100万円プラン完売したそうです。。
まだ余ってるプランがあるか、要確認です。
⇒プランの在庫確認はこちら(※ハッシュレート1%上乗せの招待コード(0kcalkeiichi)もお得なので忘れずにどうぞ!)
最後に
今回は、仮想通貨マイニングの現在の収支、マイニングの今後、新しいマイニング投資の形について解説しました。
筆者はマイニングに関する情報発信をツイッターで行っていますので、是非フォローの程よろしくお願いいたします。
それでは!
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