Binance Launchpadに参加すると、何やら上場前のトークンを破格で手に入るらしい。せっかくもらえるなら参加したいけど、参加方法もわからないし、そもそもバイナンスローンチパッドが何か分からない…
今回は、そんな悩みを解決したいと思います。参加するうえでの条件や、直近で行われるSTEPNのローンチパッドの注意点も細かく解説しますので、是非最後までチェックしてみてください。
目次
バイナンスローンチパッドとは
バイナンスローンチパッドとは、海外有名取引所であるBinanceが展開するIEOプログラムのことです。
IEO(Initial Exchange Offering)とは、仮想通貨取引所へ新しく上場する通貨を上場前にセール価格で販売する仕組みのことを言います。
以前までは、ICO(Initial Coin Offering)と呼ばれる仮想通貨を発行するプロジェクトが直接トークンをセール価格で販売するのが主流でしたが、購入させた後持ち逃げするなどの詐欺が横行したため最近では信頼のある取引所がトークンを発行する形が主流となっています。
株を触ったことがある方なら、IPOをイメージすると分かりやすいかと思います。
上場後は、一般の方も購入できるようになるため価格が上昇する傾向が非常に高いです。
バイナンスローンチパッド参加で本当に儲かる?
とはいえ、こんな疑問も確かめておきたいですよね。
そこで、少し過去のIEOの事例を少し紹介したいと思います。
◎Binanceで行われた初のIEO「BitTorrent」(4倍)
プレセールの価格:1BTT=約0.82円
上場後の初値:3.22円 (※1BNB=45,000円で計算)
◎Binanceで最も直近で行われたIEO「ALPINE」(5倍)
プレセールの価格:1ALPINE=約115.1円
上場後の初値:578.9円 (※1BNB=45,000円で計算)
◎国内初Coincheckで行われたIEO「PLT」(1.5倍)
プレセールの価格:1PLT=4.05円
上場後の初値:約6.07円
上記で紹介したのは、一部ですがこんな感じでどの取引所で行われるIEOも非常に人気があり、値段が高騰しているものが多くあります。
特にバイナンスローンチパッドは、高騰する値幅が広いことが魅力的で、ローンチパッドの開催ごとに参加人数が増えてきています。
抽選制度がない!
バイナンスローンチパッドの強みはなんといっても抽選で外れることがなく、参加条件を満たすと誰でもセール価格で購入することができてしまう点です。
多くの取引所では決まった金額を預けることで抽選券を手に入れ当たった数量分のみ購入できる仕組みを採用しています。CoincheckのIEOも同様で、その具体的な仕組みはこんな感じです。
①1口=1000PLT応募。coincheck側に支払い(ロック)※応募上限は2400口で設定
②抽選後、当選した口数がメールで知らされる。
③購入(外れた分は、Coincheckの口座へ自動で償還)
つまり、参加しても抽選で当たらなければ購入することができないのです。(PLTのIEOは倍率24倍なので、相当数買わなくてはいけなかったようで。。。)
一方、バイナンスローンチパッドでは、サブスクリプション形式を採用しており決められた期間に保有していたBNB(Binance )の数量に応じて調整を得て、割り当てが行われます。
※2020年までは抽選方式でしたが、現在は変更になっています。以前のルールはこちら。
例えば、10人がBNBを上記のように保有した場合、IEOに伴ってセール価格で買えるABCという通貨の割り当ては上記のような感じになります。(詳しい条件や計算方法は、Binance公式が解説している、Launchpadサブスクリプション割り当ての計算とBNB控除ルールを読んでみてください。解説するには複雑で、公式のものを見るのが一番早いと思いましたので、割愛させていただきました。)
バイナンスローンチパッドの参加方法は?
では、バイナンスローンチパッドの参加方法を解説していきます。
まず、参加するためには二つの条件があります。
①Binanceに登録し、KYC認証を済ませていること
②BNB(BinanceCoin)を保有すること
まず、Binanceアカウントを持っていない方は、こちらの記事を参考に早急に作ってみましょう。
図解してるので、難しい操作なく真似するだけで解説を完了させることができます。また、永久に10%取引手数料が割引される招待コードを設置してます。宜しければお使いください。
Binanceアカウントの開設ができたら次にBNB(BinanceCoin)を手に入れます。
手順は以下の通りです。
①GMOコインにて日本円をBTC(ビットコイン)に交換
②GMOコインからBinanceへBTCを送金
③BinanceでビットコインとBNBを交換
GMOコインは最短10分で口座開設することができます。後々解説しますが、Binance Launchedpadの参加はとにかくスピードが命なので、本記事を見てまだBTCを購入していない方がいたら急いで開設してください。
参加するまでの流れ(STEPNで解説)
バイナンスローンチパッド参加の流れはこんな感じです。
準備期間:定期登録のBNB平均保有量に応じてコミットできる BNB 量が決定される。
サブスクリプション期間:対象となる全てのユーザーに対し、購入期間がアナウンスされる。BNBのコミットとトークン購入契約に署名が必要。
計算期間:サブスクリプションが終了し、トークン割り当ての計算が開始される。
最終トークン配布:コミットしたBNBから最終トークン金額が差し引かれ、獲得したトークンセールとBNB がウォレットに償還される。
注意点①:準備期間
STEPNの場合、集計期間は7日間(3月2日 AM9:00~3月9日 AM9:00)です。毎日日本時間のAM11:30に収益ウォレット以外のウォレットのBNBの保有額が反映されます。保有額の計算方法は、BNB残高の1時間あたりのスナップショットの合計を24(時間)分割しています。早めにロックさせておけばおくほど BNB の保有額があがり、コミットできる数量が上がります。
※Binanceセービングやステーキングに入れて運用してる部分は、保有量としてカウントされないので注意が必要です。
注意点②:サブスクリプション期間
応募条件を満たしている対象者に対し、署名が求められます。しかしたったの3時間(3月9日 PM3:00 AM~3月9日 PM6:00)しか時間が割り当てられていません。 また、コミット後BNBはロックされ、GMT配布されるまで、引き出しやExchangeができなくなります。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は、バイナンスローンチパッドとはなにか、過去のIEO事例、参加方法について解説してみました。
最後に紹介したIEOのSTEPNは、Move to Earn(歩いて稼ぐ)で、近年非常に注目されています。
STEPNについては下の記事でどんなプロジェクトか解説してます。気になる方は、是非合わせてご覧になってください。
また筆者は、仮想通貨関連の情報発信を毎日Twitter(@0kcalkeiichi)で発信しています。是非フォローもお願いします!それでは!
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