NiceHash QuickMiner の特徴は?対応ハードウェアも紹介【報酬比較あり】

マイニング

こんにちは、全力マイニング部部長のペリッパー(@0kcalkeiichi)です。

2021年2月18日にNiceHash公式Twitterより、『次世代のマイニングソフトを現在製作中』と大発表がありました。

マイニングといえば、NiceHashからやってみたほうがいいよ!

そう教えられ、日々コツコツ採掘している方にとって、新しくローンチされた『NiceHash QuickMiner』の特徴が気になる人も多いのではないでしょうか?そんな方に向け、今回はQuickMinerを使ってみた筆者が特徴をレビューしていこうと思います。

早速QuickMiner使って始めたいという方は、『【20分でできる】NiceHashQuickMinerの始め方』の記事をご覧になってください。

最後にNiceHashMinerとQuickMinerを運用した収支結果も載せてるので、最後まで読んでみてください。

目次

NiceHash QuickMiner 実装背景

QuickMinerがローンチされた背景は、ユーザーが競合マイニングツールへの流出していたことです。

NiceHashは『誰でも』『簡単に』マイニングを実施できることを謳っているサービスのため、マイニング初心者が非常に多くいます。

ただ、NiceHashでマイニングしていると、「獲得したいコインが選べない」、「もっと効率的に掘れるコインがあるのではないか?」こんな疑問が出てきます。

そう感じたユーザーはさらに高いマイニング報酬を求め、他のマイニングツールへ流出するのです。

では、マイナーがそのように流出すると、何が起こるか。

マイニングプール自体の馬力(ハッシュレート)が弱まり、全体でのマイニング報酬が下がってしまいます。

つまりNiceHashとしてはユーザーを減らしたくないわけです。この打開策としてQuickMinerは、報酬水準が高くなるよう設計されています。

NiceHash QuickMinerの特徴

では、本題のQuickMinerの特徴について解説していきます。従来のNiceHashMinerとは異なる点が下記のように大きく3つあります。

①開発者への手数料の支払い不要

②ベンチマークの設定が不要

③温度設定不要

開発者への手数料の支払い不要

1つ目は本来開発者への支払う必要のある手数料がなくなったことです。

背景でお伝えした通り、QuickMinerの特徴として報酬を高くするように設計されていることが挙げられます。

報酬を高くするには、もちろんどこか費用を削らなくてはいけませんよね。

それが、開発側への手数料です。要は身を切ってでもマイナーの確保に踏み切ったわけです。

ベンチマークの設定が不要

2つ目は、今まで手間だったベンチマークを設定する必要がなくなったことです。

ベンチマークとは本来多様な意味がありますが、簡単に言うと様々な条件下で計測する方法のことです。マイニングにおいては、適正な設定方法と考えると分かりやすいかと思います。

ベンチマークをきちんと設定しないと様々な通貨が掘られてしまい、実質効率的にマイニングができない条件下でマイニングを実施することになります。

この改善をされたことにより、報酬を上げることを実現したんですね。

温度設定不要

3つ目は温度設定が不要になった点です。

これはマイニング効率を上げるといった観点では非常に重要です。

従来であれば、MSI AfterBurner等の温度調整アプリケーションを使用することで消費電力を調整していましたが、QuickMinerの場合、ボタン一つで温度設定を変えることができます

これにより、温度管理調整アプリの不調によるマイニング報酬を得る機会ロスを減らすことが可能になっています。通常マイニングするのに欠かせない、温度調整ツール『MSI AfterBurner』を知らない方はこちらで紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

NiceHash QuickMinerに対応するハードウェアは?

NiceHash 公式サイトより引用

これだけのメリットがあるのであれば、現在NiceHashを使っている方がこぞって乗り換えるのではないかと疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?

QuickMinerを使うには、一定のGPU性能の高さが求められます。

対応しているハードウェアは以下の通りとなります。

  • NVIDIA GeForce GTX 1000 series (1060以上)
  • NVIDIA GeForce RTX 2000 series (2060以上)
  • NVIDIA GeForce RTX 3000 series (3060以上)
  • Intel CPUs with AVX2,
  • AMD CPUs with AVX2.

いずれも高いスペックが求められてます。

基本的にはNVIDIA対応のシリーズと覚えておくといいでしょう。

まとめ(NiceHashMinerとQuickMinerの収支結果有)


今回はNiceHash QuickMinerの特徴についてレビューしました。おさらいです。

従来のものと比較したときの最大のメリット3点

①開発者への手数料を不要

②ベンチマークの設定が必要ない

③マイニングのスピードが上がる

ローンチの背景

①取り扱い銘柄の増加

②高スペックPCでのマイニング機器を確保するため。

必要スペック

①VIDIA GeForce GTX 1000 series (1060以上)

②NVIDIA GeForce RTX 2000 series (2060以上)

③NVIDIA GeForce RTX 3000 series (3060以上)

④Intel CPUs with AVX2,

⑤AMD CPUs with AVX2.

上記3つです。

そして、気になるNiceHashMinerとQuickMinerで報酬の差があるか筆者が検証してみました。かなり大きな収益の差が出たので、気になる方はこちらの記事を是非チェックしてみてください。

筆者はTwitterでマイニングについて情報発信しています。合わせて日本一のマイニングコミュニティーも運営しているので、興味のある方は是非フォローお願いします。

寝てても仮想通貨が入るマイニングライフを!それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました